心華やぐ、 軽い着心地、
優れた保温性、心地よい肌触り

輪奈ビロードの生地は、タオルのように糸が輪になることで美しい柄が作られています。また、軽い着心地や優れた保温性、心地よい肌触りは、絹と空気が織りなす軽やかな風合いによって生まれています。この生地は、フォーマルな場面だけでなく、カジュアルな装いにも上品さと華やかさを添えます。

織り

輪奈ビロードは、生地の表面にループ状の輪奈を形成し、その配置によって美しい模様を作り出します。輪奈を形成するためには、経糸を使用して芯材を織り込みます。着物やコート地1反を織るのには、通常3~4日かかります。この工程は製織と呼ばれます。

紋切

輪奈ビロードでは、輪奈(ループ)の糸を手作業で一つ一つ丁寧に切ります。これにより、糸が毛羽立ち、ビロードと呼ばれる部分ができます。この工程は紋切りと呼ばれます。

針抜き

紋切作業が終了した生地から志材を抜き取ります。1度の生地(長さ 1150cm )には約1万5千本の芯材が織り込まれています。針抜きも手作業で行います。細い生糸はわずかな引っ掛かりでも傷の原因となるため、一定のスピードで注意深く抜き取ります。この工程は針抜きと呼ばれます。

輪奈ビロードの構造

生地表面の凸凹は、輪奈(わな)と呼ばれるループ状のパターンによって生み出されます。輪奈は、タオル地のパイルに似た構造で、これを職人が小刀と呼ばれる特殊なカッターを使い、一本一本手作業で丁寧にカットします。カットされた輪奈の糸が開くことで、ビロードと呼ばれる滑らかな部分ができあがります。このビロード部分は、美しく染め上げられ、上質な風合いを備えた仕上がりとなります。

「滋賀県伝統的工芸品」指定

輪奈ビロードの生地は、タオルのように糸が輪になることで美しい柄が作られています。また、軽い着心地や優れた保温性、心地よい肌触りは、絹と空気が織りなす軽やかな風合いによって生まれています。この生地は、フォーマルな場面だけでなく、カジュアルな装いにも上品さと華やかさを添えます。